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シカゴの30作目となるニュー・アルバム『XXX』(呼称:サーティ。ロバート・ラムは当初トリプル・エックスと発音していました)がついに発売されました!
本アルバムは、イギリス(EU盤)で2006年3月13日、アメリカ(US盤)で3月21日にリリースされました。日本国内盤も4月26日に発売されています。
以下では、このアルバムについて、若干のご紹介をさせていただきたいと思います。
■プロデューサーは、ラスカル・フラッツのジェイ・ディマーカス
ラスカル・フラッツは3人編成のカントリー風ボーイズ・グループで、メンバーはいずれも80年代のシカゴの音楽に魅了された経験を持っています。中でも、ベーシストのジェイ・ディマーカスは、シカゴのジェイソン・シェフとプライベートでも親交があります。このジェイ・ディマーカスが製作に携わったことから、一部では、「シカゴがカントリーになっちゃうの???」という声も聞かれましたが、はたしてそうなのかどうかは、アルバムを手に取っていただければ一目瞭然だと思います。ジェイ自身もこう語っています。「シカゴの新作は、どこをとってもカントリー・アルバムではありません。100%シカゴです。掛け値なしの」と。
なお、ジェイ・ディマーカスら関係者たちの意気込みは、「Back on the radio!」というキーワードに集約されます。つまり、再びラジオで盛んに取り上げられるような曲を作ろう!ということでした。
■新曲入りのアルバムとしては3年振り
さて、シカゴの新曲入りアルバムとしては、『CHICAGO CHRISTMAS 〜 WHAT'S IT GONNA BE, SANTA ?』(2003年)以来“3年振り”のことになります。しかし、このアルバムはクリスマス用の企画盤でした。メンバーが書いた新曲といえば、ビル・チャンプリン夫妻が関わったクリスマス・ソング"BETHLEHEM"のみで、あとは伝統的な曲ばかりを集めていました。
■企画物でない新曲を含むアルバムとしては7年振り
すると、企画物ではなく、一般的な新曲を収録したアルバムということでは、"BACK TO YOU"を収めた『CHICAGO XXVI LIVE IN CONCERT』(1999年)以来“7年振り”ということになります。しかし、このアルバムの主軸はライヴ盤であり、"BACK TO YOU"も追加収録された3曲の新曲(スタジオ録音)のうちの1つという扱いにすぎませんでした。
■全曲新曲のアルバムとしては実に15年振り!
ということで、結局、企画盤でもなく、ライヴ盤でもなく、“全曲スタジオ録音された新曲”で構成される新作としては、『TWENTY 1』(1991年)以来、実に“15年振り”ということになりそうです。もっとも、全曲新曲のスタジオ録音という点では、『STONE OF SISYPHUS』(1993年製作、1994年発表予定)以来13年振りということになりますが、このアルバムは正式にはリリースされませんでした。そのため、通常は『TWENTY 1』からカウントして妨げないと思います。
その他、これまでに入っている『XXX』の情報についてはこちらをご参照ください。
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