ただし 管理人
登録日: 2008.01.13 記事: 2635
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日時: Sat Oct 25, 2008 2:15 pm 記事の件名: ビル・チャンプリンがゲスト参加したザ・キーン・ブラザーズのデビュー作がSHM-CD化 |
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ビル・チャンプリンがゲスト参加した、ザ・キーン・ブラザーズのデビュー・アルバムがSHM-CDとして再発されます。
『ザ・キーン・ブラザーズ』(76年) 2008年11月19日発売予定
ザ・キーン・ブラザーズは、トムとジョンの兄弟を中心とした少年バンドとしてスタートします。
彼らは、父親が著名な音楽家として業界にいたこともあって、76年、11歳と12歳という若さでテレビのバラエティ番組『THE KEANE BROTHERS SHOW』のホスト役を務めるなどし、その愛くるしさと抜群の歌唱力によって、お茶の間の人気者となります。
元シカゴのドウェイン・ベイリーは、このテレビ番組をリアルタイムで見ていたらしく、ザ・キーン・ブラザーズの当時の懐かしい映像を垂涎のアイテムのように渇望していました。ドウェインがその映像を見付けたときのリアクションには凄まじいものがありました。たしかに、トムとジョンが醸し出す音楽は、アメリカの良質の家庭が生んだ理想的な音楽という体を成しており、当時、多くの国民に受け入れられたことも容易に想像が付きます。
ところで、彼らの上記デビュー・アルバムにビル・チャンプリンが招かれたのは、この作品にデヴィッド・フォスターが関与したためと思われます。ビルは、76年のサンズ・オブ・チャンプリンのアルバム『A CIRCLE FILLED WITH LOVE』のセッションにおいて、デヴィッドと一緒に仕事をしていたのでした。おそらく、その縁での参加と思われます。
また、後年81年には、バンド名をキーンと短縮し、翌82年には周知のとおり、ジェイソン・シェフが加入したことでも知られます。 |
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