ただし 管理人
登録日: 2008.01.13 記事: 2640
|
日時: Mon Sep 16, 2019 1:55 pm 記事の件名: "LIBERATION"と"FREE FORM GUITAR"とオーティス・レディング |
|
|
海外の情報です。
ジミー・パンコウが、『1』の50周年記念リミックス盤を聴いている際に語ったところによれば、シカゴの"LIBERATION"と"FREE FORM GUITAR"の2曲には、オーティス・レディングの不慮の事故が関係しているということが判明しました。
ザ・ビッグ・シングは、1967年12月10日、ウィスコンシン州マディソンのクラブで演奏する機会があったのですが、その直前、同じ町で公演を行う予定であったオーティス・レディングの乗った飛行機が墜落するという報に接しそうです。
ザ・ビッグ・シングは、自分たちの会場で、自然発生的に、オーティスとそのファンに対するオマージュとして、即興演奏をしたようですが、このときの曲が、後の"LIBERATION"なのだそうです。
この即興演奏のとき、いわば原型であった"LIBERATION"は、後日、テリー・キャスによって、飛行機墜落を彷彿とさせるギター・パートを付加されて、完成型と進化します。
また、どうやら、"FREE FORM GUITAR"における爆音的演奏も、上述の事故の模様を意識したものだということです。
50年経って、色々なことが分かってきますね。
ちなみに、1967年12月は、ピーター・セテラがザ・ビッグ・シングに加入した時期に当たります。ピーターは、この公演にいたのでしょうかね。 |
|