ただし 管理人
登録日: 2008.01.13 記事: 2633
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日時: Mon Sep 08, 2008 7:20 am 記事の件名: ピーター・セテラが参加したジェイムズ・ヴィンセントの旧譜再発 |
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ジェイムズ・ヴィンセントの1976年作品『SPACE TRAVELER』が、8月20日、CDで再発されました。
このアルバム中、"SPACE TRAVELER"という楽曲に、元シカゴのピーター・セテラがバック・コーラスで参加しています。
ジェイムズ・ヴィンセントは、ピーター・セテラとは、ジ・エクセプションズというクラブ・バンドで一緒に活動していた仲にあります。また、地元が同じですので、シカゴの他のメンバーとも60年代の中盤から交流がありました。その中でも、本人曰く、故テリー・キャスとはなんだかウマが合ったそうです。また、ロバート・ラムのソロ第1弾『SKINNY BOY』にも参加しています。
ところで、ジェイムズ・ヴィンセントは、『SPACE TRAVELER: A MUSICIAN'S ODYSSEY』という自伝も執筆しています。シカゴのメンバーとの交流歴、中でもピーター・セテラの事物評など、なかなか言及しにくいところまで淡々と触れられており、シカゴ・ファンにとっても必読の1冊となっています。ただし、この著書の内容から推測すると、近年はピーター・セテラとは会っていない印象を受けます。
ジェイムズ・ヴィンセントは、以前から気軽にメールの返信をくれる好人物でした。今回も早速、近況について語って寄越してくれました。以下は、彼の返信内容です。
「ハイ、ただし
メールをありがとう。最近はそれほど伝えることはありません。私と妻のブリジットは、テネシーの田舎に移り住んでいます。私は、2年前に人前で演奏することから引退しました。私と妻は、宣教の仕事に戻ることを希望しているところです。私たちは、昨年の秋までにしたことがあります(※)。それは、交通事故に遭う前のことでした。この事故では癒えるのに数か月かかりました。今は元気です。
ニューCDは、すべてインストルメンタルです。ドラムスはありませんが、少しだけパーカッションがあります。それは、メロディ上に、ギター、ヴァイオリン、フルートをフューチャーしたオーケストラ風のものです。私は、このプロジェクトを今までの活動以上に楽しんでいます。しかし、私のファンが気に入ってくれるかどうか、まだ分からない部分が多いです。入手できるまでには、あと2〜3か月、あるいは、それ以上かかるかもしれません。
神の恵みを
ジェイムズ・ヴィンセント」
※ジェイムズ・ヴィンセントは、2007年の秋までに、6曲をスタジオ録音。これがニューCDであり、タイトルは『REVIVAL』となる模様。楽曲はいずれも往年の彼の代表曲でもあり、お気に入りでもある"WAITING FOR THE RAIN"や"DANIEL, DANIEL"風の仕上がりとなっているとのこと。
ジェイムズ・ヴィンセントのオフィシャル・ウェブサイト |
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