ディスコグラフィ   ジェイソン・シェフ(01

CHAUNCY (1997/11)
JASON SCHEFF

曲目 ジェイソン・シェフ・ファースト
ジェイソン・シェフ
総評

Produced by

JASON SCHEFF

曲目
01 STANDING HERE BESIDE ME スタンディング・ヒア・ビサイド・ミー
02 IF I HAD A WISH 夢があれば
03 YOU FOUND THE THE ONE ユー・ファウンド・ザ・ワン
04 MAH-JONGG マージャン
05 SAN FELIPE サン・フェリップ
06 FADE TO BLACK フェイド・トゥ・ブラック
07 SOMEWHERE IN BETWEEN US サムホエア・イン・ビトウィーン・アス
08 STOLEN YEARS ストールン・イヤーズ
09 CARRY ON ふたりの楽園
10 CHAUNCY チョーンシーよ永遠に
総評

ジェイソン・シェフのソロ・アルバム。

90年代のシカゴは、メンバーのソロ・ワークの方が目立ってしまった時期でした。とくに、94年に『STONE OF SISYPHUS』の発表が見送られてからは、その傾向が顕著です。反面、個々がグループではできなかった音楽活動をなしえたという意味では貴重な時間でもありました。

そのような中でリリースされたのが本作です。

シカゴの未発表アルバム『STONE OF SISYPHUS』に収録が予定されていた"MAH-JONGG"などが収められています。

なお、このアルバムの製作過程については、ジェイソンが自身のブログにて、詳しく語ってくれています。かなりのハード・スケジュールの中で一気に仕上げた様子が伝わってきます。

01

STANDING HERE BESIDE ME
スタンディング・ヒア・ビサイド・ミー

JASON SCHEFF BOBBY KIMBALL

02

IF I HAD A WISH
夢があれば

MARK SPIRO JASON SCHEFF

ソロ作にとどめておくには惜しい楽曲。とくに導入部とサビ部分の緩急の差が見事。

そのサビは、≪How much I loved you from a distance≫というくだりから始まります。ここはとてもキャッチーなメロディで構成されています。

≪チャンスもあって、それを逃したのも分かっている。そのツケなんだろうさ≫というフレーズからは、別れた恋人に向けた歌だということが推測されます。

そして、未練がましく、≪今は誰がキミのまわりにいるんだい?今でも僕のことを思ってくれているのかい?≫と勝手な思いを語り出す主人公。最後には、≪望むべくなら、戻ってきて欲しいんだけどな・・・≫とかなり弱々しい心情を吐露します。この辺りの女々しさ加減は、ピーター・セテラの作風と良い勝負になりそうです。

03

YOU FOUND THE THE ONE
ユー・ファウンド・ザ・ワン

JASON SCHEFF BROCK WALSH TOM KEANE

04

MAH-JONGG
マージャン

JASON SCHEFF BROCK WALSH AARON ZIGMAN

シカゴの未発表アルバム『STONE OF SISYPHUS』にも収録。

05

SAN FELIPE
サン・フェリップ

JASON SCHEFF

06

FADE TO BLACK
フェイド・トゥ・ブラック

JASON SCHEFF BROCK WALSH AARON ZIGMAN

07

SOMEWHERE IN BETWEEN US
サムホエア・イン・ビトウィーン・アス

JASON SCHEFF RICK BARON PAUL PETERSON

08

STOLEN YEARS
ストールン・イヤーズ

JASON SCHEFF BROCK WALSH AARON ZIGMAN

09

CARRY ON
ふたりの楽園

ADRIAN GURVITZ JASON SCHEFF

10

CHAUNCY
チョーンシーよ永遠に

JASON SCHEFF TIM PIERCE